TRAVEL MUSICA hondayuya archives —漂流するメロディー

2016/09/21 (水)
19:30

場所|ドイツ文化会館ホール(東京都港区赤坂7丁目5−56)
チケット|前売:3,800円/当日:4,200円

類い稀な才能で期待を集めるも、26 歳の若さで急逝した作曲家にして希代のパフォーマー・本田祐也。そのエキセントリックでロマンチックな作品を、時間や国境をこえて紡いでいく一夜。本田と共に歩んできた表現者たちと、はじめて彼の作品に出逢う演奏者たちとの競演による、贅沢で二度とない、今宵限りのコンサートをお楽しみください。
出演者|渡邉理恵(打楽器奏者)、ジモン・ルンメル(鍵盤奏者・作曲家)大口純一郎(ジャズピアニスト)、永原真夏(歌手)、森紀明(サクソフォン奏者)、木村仁哉(チューバ奏者)、今込治(トロンボーン奏者)、鳥羽山沙紀(作曲家・ピアニスト)、小林武文(打楽器奏者)、江川良子(サクソフォン奏者)、伊藤愉(研究者)、小沼慶太郎(写真家/アーティスト)ほか

TRAVEL MUSICA/トラベルムジカ
「トラベルムジカ」は、打楽器奏者の渡邉理恵が、本田祐也の作品を、多様な角度から現代に紹介するべく2014年にドイツで始めたプロジェクト。2015年より金森香も参加。ドイツと日本でのワークショップ・コンサートの企画、録音・記録映像の制作などを展開。2016年は名古屋の愛知トリエンナーレ関連企画「アセンブリッジナゴヤ」でも出展する。 travelmusica.org

YUYA HONDA/本田祐也
作曲家にして希代のプレイヤー。1999 年「チャンチキトルネエド」を結成。
街の様々な場所での野外演奏、アートプロジェクトなど、ライブハウスのみにはとどまらない場所で精力的に出演をかさねる。
その独特なスタイルで様々な分野からの注目を集め、心に残るチンドン屋的メロディーを現代的手 法でブラスアンサンブルに開花させる独特なパフォーマンスで、異様な勢い を醸し出す。無声映画「港の日本娘」(清水宏監督作品)やファッションブ ランド「シアタープロダクツ」のために楽曲を書き下し生演奏のセッション を行うなど、ジャンルを超えた活動が注目される一方、現代音楽の分野でも、 「現音作曲新人賞」を獲得し、その後大作を発表した演奏会で「佐治敬三賞」 を受賞。類い稀な才能で期待を集めるが、2004 年急逝。享年 26 歳。

RIE WATANABE/渡邉理恵
ドイツと日本を股にかけ活躍するパーカッショニストであり、「トラベルムジカ」のディレクター。東京芸術大学入学と同時に「チャンチキトルネエド」を始め様々なプロジェクトで本田祐也作品を演奏。また2001年蜷川幸雄演出の舞台「NINAGAWAハムレット」を始め、演劇・ダンスパフォーマンスでの打楽器演奏を担当する。2005年渡独。現在はケルンを拠点にヨーロッパを中心に現代・即興音楽の分野で活動。同世代の作曲家、演奏家から絶大な信頼を持つ打楽器奏者の一人である。近年では、H.ゲッベルス/H.パーチ、M.カーゲル等のミュージックシアター作品の出演や隠された名作・作曲家の紹介を目的とする演奏会の企画など、その活動の幅を広げている。riewatanabe.net

助成:ゲーテ・インスティトゥート ドイツ本部 協力:東京ドイツ文化センター 
宣伝美術:天宅正 web制作:施井泰平(startbahn)制作協力:後藤工・戸田史子 企画協力:「本田祐也の作品整理室」 制作:山本さくら(ビオメハニ課)  企画・ディレクション:渡邉理恵・金森香(トラベルムジカ)主催:ビオメハニ課

http://peatix.com/event/186532

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